山あいの集落の、本家母屋に寄り添う若夫婦家族のための離れの新築工事です。
アプローチとなる前庭を、母屋とともに取り囲むL型平面の平屋を計画し、母屋との距離を程よく保ちつつ、それぞれの建物が引き立てあうように、低い構えのオーソドックスな和の佇まいとしました。

「陶」という地名が指し示す通り、この地域は古くから瓦や須恵器が焼かれてきた。母屋の屋根の葺き替えで地上に下ろされていた地元産の「福」「寿」が対になった縁起のよい鬼瓦を2組、新築の屋根に再利用し、地域固有の歴史的景観の継承を図りました。

玉島 陶の家

所在地
倉敷市玉島
竣工
2014年
延床面積
111.34㎡
設計
仁科建築設計事務所
施工
タナベ建設
作庭
株式会社 武田芳翠園

石川硝子工藝舎・石川昌浩さんのロンデルガラスを組み込んだ木製建具