14代続く庄屋屋敷の長屋門の再生です。戦時疎開では2家族、20人の仮住まいとなるなど、さまざまな用途で使われ続けてきた建物を、地域に開かれたサロン・ギャラリーとして再生しました。
改修前には、壁が崩れて波打っていた屋根瓦。古瓦は、施主自らの手によって水洗いが施され、その一部は屋根に再利用し、現在も建物を守っています。

船穂 長屋門の再生

所在地
倉敷市船穂町
竣工
2014年
延床面積
76.69㎡
設計
仁科建築設計事務所
施工
株式会社 倉敷木材

【Before】

ギャラリーの窓越しに井戸を見る

【Before】再生前は2間続きの畳の間だった、土間ギャラリーとサロン

旧納戸は書斎コーナーに

【Before】

旧床の間は窓辺のソファーコーナーに