Philosophy

関係性のデザインがひらく、
こころ豊かな環境の醸成。

ひとの暮らしが息づくところには、こころ豊かな環境が多彩に輝いていてほしい。
街・人・暮らしの中に存在する隠れた魅力を掘り起こして味方にし、
繋ぎ合わせ、高め合い、分かち合い、ともに喜び合うことのできる、
「関係性のデザイン」を大切にした建築設計を実践しています。

古民家再生
新築設計同様に、古民家の現代的活用を目指す再生設計にも積極的に取り組んでいます。
古い建物の利活用は資源の長寿命化といった環境面への対応のみならず、その建物にまつわる歴史や物語を未来に繋げていく大きな役割があります。一棟の古民家再生から地域再生を視野に、創意工夫により魅力的で多様な選択肢の提示を積み重ねています。

庭のある暮らし
そこに暮らす人のこころを癒し、来客をもてなしてくれる庭は、移ろう季節を感じ、通りや隣家との境目を曖昧に繋ぎあわせ、風景と環境を生み出します。庭のある暮らしは、家を引き立て、家と町そして自然との関係を豊かに結んでくれる、なくてはならない大切な要素であると考えています。

街と人が繋がり
小さな喜びの輪を広げていく

仁科建築設計事務所では、建築と暮らしを軸に、事務所に併設したギャラリーの運営や、暮らしと営みが同居する倉敷美観地区・本町通りの特性をいかしたバル、倉敷市内の建築家とともに住環境や景観への関心を高めることを目的とした建築探訪や、街歩きのツアーなど、地域とともにさまざまな活動に取り組んでいます。

暮らしを楽しむ「まち活」

この街の生活が彩り豊かなものとなるように、人のつながりや広がりが育まれるような取り組みをしています。