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児島 被服工場の再生(アトリエ付き住宅への転用)   1      
 




         △改修前







        △工事中
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1964年の東京五輪の年に建てられた被服工場は、半世紀の時を経てアトリエ付き住宅へと再生された。
この工場同様に、児島の街には人々の暮らしを支え、記憶に染み込んだ繊維産業の工場群が数多く点在している。
時の流れと潮風に洗われ、働き者の風格を備えた愛すべき建物達。それらを放置したり、ましてや更地にして青空駐車場や、
現代仕様の建物に置き換えて行くばかりでは、人々が愛着を寄せるにふさわしい、その街らしい佇まいの醸成にはなかなか
たどり着けないのではないか。
街の歴史と共にあるこの工場に新たな価値と役割を見出し、創意工夫により魅力的に再生出来れば、この取り組みはこの家の
課題解決だけでなく、児島の街の魅力再発見と、地域再生へのひとつのケーススタディーの提示になりうるのではないかと感じ、
それがこの再生設計にとって不可分の目標となった。
増改築で複雑化し、危険性が高まっていた間取りは減築と耐震補強を施され、履き込まれたジーンズの創造的リペアのように
再生され、この街で再び長い時を刻んでいく。

■所在地/倉敷市児島赤崎
■施工 /鰍ネんば建築工房
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