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児島 被服工場の再生(アトリエ付き住宅への転用) 1 2 3 4 5 6 7 | ||
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△改修前 △工事中 |
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1964年の東京五輪の年に建てられた被服工場は、半世紀の時を経てアトリエ付き住宅へと再生された。 この工場同様に、児島の街には人々の暮らしを支え、記憶に染み込んだ繊維産業の工場群が数多く点在している。 時の流れと潮風に洗われ、働き者の風格を備えた愛すべき建物達。それらを放置したり、ましてや更地にして青空駐車場や、 現代仕様の建物に置き換えて行くばかりでは、人々が愛着を寄せるにふさわしい、その街らしい佇まいの醸成にはなかなか たどり着けないのではないか。 街の歴史と共にあるこの工場に新たな価値と役割を見出し、創意工夫により魅力的に再生出来れば、この取り組みはこの家の 課題解決だけでなく、児島の街の魅力再発見と、地域再生へのひとつのケーススタディーの提示になりうるのではないかと感じ、 それがこの再生設計にとって不可分の目標となった。 増改築で複雑化し、危険性が高まっていた間取りは減築と耐震補強を施され、履き込まれたジーンズの創造的リペアのように 再生され、この街で再び長い時を刻んでいく。 ■所在地/倉敷市児島赤崎 ■施工 /㈱なんば建築工房 |
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